ぜひご一考を!

2003年12月21日
きのう地元で行われた西武の大島裕行の野球教室に行ってきました。寒くて野球なんてやれる状態ではないにもかかわらず、多くの少年たちが参加していました。

もちろん一人では見きれないので、大島だけでなく他の選手も来ていました。その選手は真山龍とトモキ。彼らも楽しそうに教えたり、子供たちとじゃれあっていました。

でも、問題があるのです。
地元でもなく、一軍での出場もない彼らを知っている子供たちはほとんど皆無。大きな体をした野球のうまいそのへんのあんちゃんとしか子供たちは思わなかったはずです。
だって、全員スポーツメーカーのトレーニングウエアだったんですから。

僕が初めてプロの選手と会ったのは近くのニチイに来た巨人の中畑清でした。テレビで見る選手が目の前にいることでとても感激した覚えがあります。

その少し後、西武のレギュラー選手とも会ったのですが、そのときはあまりよく知らないこともあって感激はそれほどでもありませんでした。

でも、それを機にその選手に興味を持ち、パ・リーグの試合を観るようになりました。自然に他の選手も覚えました。

地元出身の大島は別にして子供が知っている西武の選手といえば、松坂大輔やアレックス・カブレラぐらいのものでしょう。一軍の選手でも知らないのに、二軍の選手が来ても誰かわかるはずもありません。

だからいいたいのです。
野球教室のときぐらいユニホームや球団のジャンパーを着て参加するべきだ、と。

ポストシーズンの取り決めで、ロゴマーク入りのものは着れないのかもしれません。でも、ユニホームを着ているだけで、子供たちは「本物」を実感できるはずです。そのへんのあんちゃんではなく、‘プロ野球の選手’であることを実感することこそが、子供たちにとっては一番なのです。

名前や顔は覚えられなくても、背番号なら簡単に覚えられるでしょう。その子供たちが球場に足を運べば、「僕が教えてもらった○番の人だ!」と自然に探すでしょうし、応援もするでしょう。でも、現状ではそれができないのです。

野球人気低下、野球人口減少を嘆いてばかりいても始まりません。ただ野球教室を開けばいいというものでもありません。帰り際、サインを頼まれた真山は「一人にするとみんなにしなくちゃいけないので…」といって断っていました。寒いし、早く帰りたかったのかもしれませんが、そこはプロ。3人で手分けして全員にサインをプレゼントするぐらいしてもよかったのではないでしょうか。

プロなのですから、もっと子供たちの記憶に残る演出をしてもらいたい。ほんの少しのことで、子供の心はガラっと変わるのですから。
21世紀枠候補校が発表されました。どこよりも早く!?出場校を予想してみようと思います。

西は八幡浜でほぼ決まりだと思います。

一般枠28のうち、中国・四国で5校枠ですが、両地区とも決勝進出の2校は確定。あと1枠は両地区ベスト4の4校から選出ということになりますが、ここで浮上するのは倉敷商です。なんといっても星野仙一の母校ですから。阪神優勝人気で話題性は抜群。集客効果が期待できます。四国の有力校は明徳義塾ですが、ここはあまり人気のある学校ではありませんから、新聞の売上を考えると倉敷商でしょう。

四国が2枠に減る分、八幡浜が救われる可能性は大です。高野連の好きな進学校であることに加え、唯一出場した夏の大会では西宮球場で試合。甲子園での試合は「未経験」です。前回は候補校止まりでしたが、同一校が二度候補になることも異例です。

東地区は一関一と桐朋の争いですね。

両校ともに進学校ですが、桐朋は東大合格者数が全国でも上位に入る超進学校であることに加え、今回を逃すとおそらく一生チャンスはないと思われます。さらに、東京ベスト8、準々決勝ではコールドで敗退しているにもかかわらず、関東準優勝の拓大紅陵と延長の好試合を演じた甲府一を抑えて、関東・東京地区の候補校に残ったことからも、東京都高野連の力がわかります。以上のことから、桐朋選出の可能性は高いとみます。

個人的には一関一にもプロ注目も木村投手がいますし、伝統のバンカラ応援団を甲子園で観たいのですが…。今夏の東北の準優勝で、高野連が東北地区のレベルを考慮してくれることに期待します。

いずれにせよ、どこが選出sれても不透明さがぬぐえないセンバツ。必要のない神宮大会枠、希望枠を作ったことで本来なら出場できる学校の甲子園の道を閉ざしているのは間違いありません。選出校が甲子園でよいプレーをしてくれることを願います。
なんか文句ばかり書いているような気がしますが…
ま、いいでしょう。

今日はこのひとこと。
「あんた、頭おかしいんとちゃいまっか?」

誰のことかって?
三山ですよ、三山。
ナベツネの手下のね。

「上原君からの手続きに瑕疵(かし)があるため、特に弁護士番号が確認できないため、従って代理人ではないと。球団としては代理人交渉ではないということです」

代理人交渉の合意事項で決められた「選手は交渉日の1週間前までに代理人の情報を文書で通知しなければならない」この手続きを上原は踏んでいないというのだ。

これで思い出しましたね。
「空白の一日」を。

盲点をつくのは巨人の得意技。
これは何年たっても変わらないんでしょう。

それにしても、ねぇ。
ちゃんと弁護士が下交渉をして、更改の際にも同席してるんですから。

「代理人と交渉したから、年俸が上がったとはしたくないわけだよ。後ろにはオーナーもいる」

あんたさぁ、ナベツネが「死ね」って言ったら死ぬんじゃないの?

「球団フロントは1年間フルにチームに付き添って査定し、それに基づいて交渉する。でも、弁護士は1年間、野球を見ていないから、その辺が分からない。実感が伴わない。論理的であっても、ネゴ(シエーション)が伴わない」

あんただけには言われたくないセリフだね。
野球をよぉ〜くわかってらっしゃるあんただけには。

あー、やだやだ。

上原さーん、こんな球団におらんと早くメジャーに行きんさい!こんな球団で何やったって無駄なんですから。

もう、やめたら?

2003年11月22日
一生懸命やっている選手には申し訳ないのだが、つまらない。本当につまらない。明治神宮大会のことである(高校の部)。

対戦カードに惹かれていつも球場に足を運ぶのだが、期待通りの試合になることはめったにない。ほとんどが練習試合のように淡々と進んでいく。今大会も好ゲームといえるのは鵡川対済美(これは素晴らしかった)、愛工大名電対大阪桐蔭ぐらいのものだ。

東北がわずか2安打でコールド負けを喫したのをはじめ、序盤数イニングで勝敗が決するようなものばかり。選手をつれて観戦に来ていたある監督は「今日は何の収穫もなかったな」と言うほどだった。

寒い11月にこんな大会をして何の意味があるのか?
北海道はこの時期はもう雪が降っている。練習もままならないのに、いきなり試合なんて無理がある。それに、優勝して与えられる「神宮大会枠」。他校のために優勝してやろうなんていうお人よしがどこにいるのだろうか。ある監督は「ウチが優勝してT高校が甲子園に出るぐらいなら負けるね」と言っていた。あくまで甲子園が目標の選手たちにとって、神宮でのプレーは何の意味があるのだろうか。今年からスカイAでの中継も始まり、来年センバツで戦う学校にいい研究材料を提供することにもなってしまった。

どうせやるのなら、センバツ当落線上の学校を集めるとか、21世紀枠の候補校を集めるとかしたほうがよいのではないか。毎年毎年不透明な選考が問題になるセンバツなのだから、はっきりと「神宮で勝てば甲子園に出られますよ」と言えば、わかりやすくてよいではないか。甲子園がかかれば練習試合のような凡戦も減るだろう。

定着しつつある、という声もあるだろう。だが、本当にこのままでいいのか。この大会の意図がまったく見えない以上、なんとかしてもらいたい。

高野連のおえらいさん方、ダルビッシュに厳重注意なんてしてるヒマがあるなら、もっと別のことを考えてください。お願いします。

また巨人・・・

2003年11月21日
広陵・西村健太朗、徳島商・平岡政樹、浦和学院・須永英輝…。どうしてみんなジャイアンツがいいの?

みなさん思っていることでしょうが、ここまで来ると変な邪推をしたくなりますよね。

巨人には二岡、川本という広陵OB。特に二岡は広島でガチガチだったのを巨人がぶん取りましたからね(僕の周りには「ゼニ岡」と呼ぶ人までいます)。今回もそうなんじゃないかなー、と。広島なんか、白浜は3巡目でも獲れるのに、「西村は3巡目で行くつもりだった」なんて訳のわからんことを言ってますもん。順番逆にすりゃ、両獲りなのにそれをしない。しかも地元のスターなんですから。しないんじゃなく、できない理由があるはずです。

日本ハムにさらわれるカタチになった須永ですが、社会人が東京ガスっていうのが気になるじゃありませんか。東京ガスといえば、オリックスを拒否して今回巨人に入団した内海の受け皿。もはや東京ガス付属巨人軍状態ですよ。

で、もうひとつわかりやすいのが東北・佐藤弘祐の指名。3年前に内海は逃したけど、捕手だけ先に入団させた李の指名とダブります。ってことはダルビッシュも巨人か…。若生監督は昨年の高井のときも巨人に入れたがっていましたからねぇ…。

あー、ヤダヤダ。
ウルトラスーパー巨人軍をなんとかしてくれー。

マジでぇ!?

2003年11月4日
小久保巨人入り。

ここまでは予想してました。でも、ですよ。

無償トレードなんて、誰が予想しましたか!

びっくりを通り越して、あきれてしまいました。ホンマ、信じられません。なんで、タダなんですか!

おそらくは経営難のダイエーを金銭的に補助する代わりとして小久保を提供したということなのでしょう。入団時に巨人と争奪戦の末獲得した小久保ですから、ダイエーで10年プレーしたら巨人移籍という約束があったのかもしれません。それにしても…

さらに巨人はタフィ・ローズや松井稼頭央までも取ろうとしています。考えられませんね。ナベツネって人の頭の中はどーなっちゃってるんでしょうか。自分さえよければ他はどーでもいいんですかねぇ。ジャイアンよりタチ悪いですよ。

せっかくの日本一もこれで水の泡。ダイエーファンはこのニュースをどう受け止めるのでしょう。300万人も集まってくれたファンは来年の小久保の復帰を祈っていたはずです。松中が怒っていたようですが、選手の士気にも影響は必至でしょうね。

プロ野球人気がどうこうという前に、やってはいけないことではないでしょうか。というより、普通は思いつきませんよ、こんなこと。こういう頭があるんなら、もっといいように使ってくださいよ。

小久保さーん!
男なら、FAでダイエーに戻るぐらいのことしてください!!うれしそうな顔して巨人のユニホームなんか着てたら、博多のファンは黙っていませんよ。喜んでるのは、これで来季もレギュラー安泰の鳥越だけなんですから。たぶんね。
TBSドラマ「恋文」での1シーンです。

渡部篤郎と水野美紀が高崎へ行くところでした。

水野「お腹すかない?」
渡部「うん」

その直後、ぬわぁんと、弁当を売りにくるではありませんか!

ちょっと待て!
高崎線は弁当なんか売りにけーへんわい!

何で知ってるかって?
だって、高崎線沿線に住んでるんですもん。

いくら田舎ったって、そりゃないでしょ。特急ならまだしも、いまどき普通列車でワゴンサービスなんてありえませんよ。そういう絵がほしいなら、特急乗ってください。

必要なら、事実と異なることでもいいのでしょうか。数字が取れれば、何やってもいいんでしょうか。

TBSは「ガチンコ」とか「学校へ行こう」とか、バラエティでは当然のようにやらせばかり。他局でも、先日、日本テレビで視聴率操作がありましたしね。
びっくりを通り越して、がっかりしますね。

今回の場合は、「ドラマなんだから、いいじゃん」って言う方もいるかもしれません。でもねぇ。やっぱ、うそはダメでしょ、うそは。マスコミなんて信用の問題ですから。

うそが許されるのは、「東スポ」だけでお願いします。ホンマに。

PS
駅弁マニアの方へ。銘柄は「高崎だるま弁当」でした。めっちゃ小さいのに800円もします。

星野采配

2003年10月27日
マーリンズが勝ちました!
はっきりいって、プレーオフ進出チームの中で一番評価が低いチームだったんじゃないでしょうか。そのチームがあの金満球団を破ったんですから、痛快ですね。
おめでとう、マーリンズ!

ところで、今日は何をいいたいのかというと、監督の采配です。

マーリンズの先発は中3日でベケット。NLCSでも中2日で救援したり、はっきりいって疲労困憊のはずです。それでも、マッキーン監督は勝負をかけた。ま、レッドマンなんか出したら勝てないのわかってますからね。でも、僕は中3日でベケットはないと思ってました。7戦目、中4日だろうと。で、6戦目はへリング、ウイリスあたりで3回ずつかなと考えていました。そしたら、ベケットですよ。負けても7戦目はパバノをこれまた中3日で出すことを考えていたっていうんだからたいしたもんです。マッキーン監督、72歳にして攻めの気持ちが素晴らしい。

これに対して、星野監督。中6日で伊良部。ちょっと、策がなさすぎやしませんか。前回あれだけ打たれてるのに。ダイエーの打者は自信を持って打席に入ってましたよ。「伊良部なら打てる」みたいな。しかも福岡ドームですからね。百人力でしょう。結果は案の定、でしたね。

星野監督に攻める気持ちがあれば、6戦ムーア、7戦井川でしょう。6戦目負けても7戦目がある、もしそう考えていたのなら、甘いですよ。

たしかに伊良部はシーズン優勝の立役者かもしれない。でも、それはレッドマンも同じですよ。シーズンとシリーズは別なんですから、変に気を使う必要はまったくない。使えない者は使わない、これが短期決戦なんです。広沢はあきらめたのに、伊良部はあきらめられない。何か特別な事情でもあるのでしょうか。ちょっと考えられませんね。

6戦目で勝負に出て勝ったマッキーン監督。無難に行って落とした星野監督。さてさて、今夜、結果はどう出るのでしょうか。

おーい!立教〜っ。

2003年10月26日
神宮球場の外を歩いていると、ブラスバンドの音が聞こえていました。近くに行ってみると、全日程を終えた立教の野球部と応援団が、4年生のお別れ会みたいなことをしていました。

野球部員や応援団員があいさつをした後、ブラバンの演奏にあわせてみんなで跳んだり跳ねたりしていました。

その盛り上がりようのすごいこと、すごいこと。手に持っている記念にもらった花が、ぐちゃぐちゃになりそうな勢いでした。飲みもしないでよくこんなに騒げるな、ってぐらい。

それにしても、試合終わった後にこれだけ騒げるパワーがあるんなら、試合で騒いでほしいんですけど。東大にこそ勝ったようですが、この前見た明治戦なんかひどかったですからねぇ。ちょっと離されるとすぐあきらめちゃうんですから。負けてもしょうがねぇよ、って感じでした。

ただでさえ入場料高いんだから、もうちょっとマシな試合を見せてほしいですよね。これは立教に限ったことじゃないんですけど。

どんな弱いチームでも泣いて終わる高校野球。どんなに負けてもバカ騒ぎして終わる大学野球。この「差」あまりにも寂しいです…

当然です!

2003年10月21日
みなさん騒ぎすぎですよ、騒ぎすぎ。

何って?
松井のことです。
あ、カズオじゃなくてゴジラのほうね。

ワールドシリーズ初ホーマーは素晴らしいことです。僕も素直にうれしいです。0−3から打ったのも凄い。

でも、見てくださいよ。相手の投手を。レッドマンですよ、レッドマン。
シーズン14勝している投手ですが、正直言って信じられません。球速はせいぜい140キロ。腕は振れていない。チェンジアップもたいしたことない。まぁ、せいぜい大きなカーブがあるぐらいで、他は何にもないですよ。

だから、何が言いたいかって?
打って当然ってことですよ、松井なら。
あんな投手なら石井一久のほうが全然上ですもん。コントロール以外。
当たり前なんだから騒ぐ必要はなし。

しかも、あの一発がシリーズの流れを変えただぁ?
野球見たことある人の言うことじゃありませんね。ペティットとレッドマンていう先発を聞いた時点で、マーリンズは勝つのあきらめてますよ。少なくとも僕はそうでした。だから1戦目はビデオ録画しましたが、2戦目はとりませんでした。テープがもったいないですから。ま、松井の本塁打の場面だけあとでとりましたけどね。

それから、NHKや新聞はなんでマッキーン監督がマッキオンだったり、ピエーレがピエールだったり、カブレラがカブレーラだったりするんでしょうか。西武のはカブレラっていうくせに。

あと、NHKの出した湿度85パーセントって、勘弁してくださいよ。今のニューヨークがそんなわけないでしょ。

なんか文句ばかりですみません。思ったこと書いたらこうなりました。それにしても、何とかなりませんかねぇ…。

がんばれ本田!

2003年10月11日
心配になってしまった。
彼のよさが全部消えてしまっていたから。

立教大学・本田裕貴。
彼のことは高校二年生のときからよく見ているが、こんなに悪い本田を見たのは初めてだった。

アメリカにいる頃、僕の元に入ってくるニュースはうれしいものばかりだった。大越基(早大)以来の1年生春での勝利、防御率ベスト10入り…

だが、久々に観た彼は別人だった。
スリークォーターだった腕の位置はやや上がった。本来なら腕を上げたことでスピードも上がるのだろうが、今のところ逆効果。本田の場合、高校の時の位置が彼にとってもっとも投げやすい場所。どこか、無理をしているように感じられた。

ストレートを投げる数が少なくなった。彼のストレートは球速以上にキレがある。埼玉県大会では投球の8割5分程度がまっすぐ。変化球など必要ないぐらい素晴らしかった。

テンポのよさが消えてしまった。
高校時はスコアブックにストライク、ボールの記号を書き込み、顔を上げるとすでに次の投球が投げられているというほどのテンポのよさがあったが、今は他の投手と変わらない。

これがあの本田なのか。
変わっていないのは左足でプレート板をさっと履くしぐさだけだった。

試合後、本人と話をした。
今書いたことを直接ぶつけてみた。
その内容はここには書かない。
彼の表情、言葉から十分悩んでいるようすが伝わってきたから。

ライターとしてのデビュー作で取材させてもらったのが埼玉栄。そのエースが本田だった。そんなこともあって、人一倍思い入れは強い。だから、彼には頑張ってほしい。

まだ1年生。時間はたっぷりある。
焦らず、自分の思った通りに。
後悔だけはしないように。

また観戦に行きます。
普段からあまり笑わない本田だけど、今度は笑顔を見せてください。
高校の時のように、ニヤッとね。

NHKにもの申す!

2003年10月10日
ひどい、ひどすぎる。

わざとなのか、それともただ単に間違っているだけなのか。

NHKメジャーリーグ中継のスピードガン表示のことだ。どう考えても5キロ増しなのである。まるでスポーツ紙のプロ注目のA投手、MAX○○キロというのと同じレベルである。

通常91,2マイルのデレック・ロウ(レッドソックス)が150キロ台を常時マークする。出ても140キロそこそこのスコット・サウアーベック(レッドソックス)が147キロを記録する。そして極め付きはホセ・コントレラス(ヤンキース)の160キロ連発だ。連発、である。1球でも出れば大騒ぎの数字が1イニングに5球も6球も出る。んなわけねーやん、と思っていたら案の定、テレビ中継(英語)では「99マイルが出ました!」(しかも高めのすっぽ抜けの球)と言っていた。

NHKがメジャーはこんなにすごいんですよ、というのをアピールしたいのか、担当者が1マイル1.6キロというのを知らないのか、ただ単に計算する機械が壊れているだけなのか。ま、何にしたって間違いには違いないのだが。

これを読んでいただいているみなさん、あの表示は信じちゃいけません。NHKではなく、現地中継局の出す表示が正解です。ヤンキース戦のようにそれが出ない場合は、表示マイナス3〜5キロと思ってください。NHKだからって、いつも正しいわけではない。このことを頭に入れておいてください。
 まさか、といっていいだろう。横浜高校が神奈川県大会3回戦敗退。

 涌井秀章、石川雄洋、玉城秀一ら今春のセンバツ準優勝メンバー7人を残し、甲子園に出ていれば間違いなく優勝候補と言われたであろう強豪チームの敗戦。そこに秋の大会の難しさが表れている。

 横浜隼人のエース・藤原貴寛は県内でも好投手との評判だった。だが、評判はあってもデータはない。県大会初戦の2回戦は控え投手に任せて登板せず。夏の大会も3年生の高橋と交互に先発してはいたもののチームは5回戦敗退。横浜が偵察に訪れるところまでは勝ち上がらなかった。

 春夏連覇以来有名になったが、横浜は小倉部長を中心にした徹底したデータ分析で上昇チームを作り上げてきた。ビデオを繰り返し見ることによって、球自体はもちろん配球、クセなどを研究、戦う前に相手投手は丸裸にされていた。それが、この日はデータがなかった。

 その証拠に横浜打線は藤原を打ちあぐねた。2回に相沢祐介の先制本塁打が出たものの、7回まで安打はわずか3本。そのうち2安打は相沢が放ったものだった。

 だが、さすがは試合巧者の王者。初回からファーストストライクは徹底して見送る待球戦法で、7回までに藤原に110球を投げさせた。横浜相手の110球は当然、他の高校に投じる110球とは疲労度が違う。藤原の球からは徐々に球威が失われてていった。

 8回。疲労に加え、勝ちを意識した藤原は自分の投球を見失う。代打・久保木大輔に二塁打を浴びると、安打、押し出しなどで2失点。さらに二塁手の悪送球も重なり合計4点。一気に1点差に詰め寄られた。

 そして9回。横浜隼人・水谷哲也監督は「予定通り」三塁手・鈴江彬をマウンドに送った。鈴江は代わったばかりの9回に失策から玉城の二塁打で同点を許すが、その後は延長11回までMAX142?の速球で押し無失点。サヨナラを呼び込んだ。

 藤原は好投手との評判があったが、鈴江は全くのノーマーク。藤原でさえデータ不足の横浜が、鈴江の速球を見て驚かないわけがない。ほとんどの打者が鈴江の直球に振り負けていた。

 水谷監督は言う。
「秋の大会だから勝てたんでしょうね。秋の大会でも、もっと上(の段階)で当たってたらやられてたでしょう」

 横浜のデータ収集力は当然水谷監督も知っている。
「だから、初戦で藤原を投げさせなかったんですよ」

 各校ともに研究し尽くして臨む夏の大会とは違い、新チームになったばかりでほとんど情報のない秋の大会。藤原の名前は知っていても、夏の大会、初戦と投げていない鈴江のことを横浜が知っていたとは思えない。水谷監督が「待球で来てるのはわかってました。でも、ウチには鈴江がいますから」と自信を持って送り出した鈴江の存在を。

 逆にいえば、横浜隼人は横浜のエース・涌井が昨年から成瀬善久と2本柱で投げており、しかも甲子園で活躍し露出度も高かったために「対涌井」のイメージが出来ていた。横浜・渡辺元智監督は涌井について「ストレートでスーッと(ストライク)を取りにいっちゃう。精神的な面なんだろうね。あれだけ経験豊富なんだけどねぇ…」と話したが、原因はそれだけではないだろう。横浜隼人打線の完璧なスイングが、涌井をそうさせたのではないか。

 情報のあった隼人と情報のなかった横浜。もちろん藤原、鈴江の両投手に力があったこそできたことではあるが、「情報不足」これこそがこの試合のカギだったといえる。

「秋の大会ならでは」の戦法で横浜隼人が金星を掴み取った。

平成15年9月13日
横  浜01010004100 7
横浜隼人01400020001x 8
(横)涌井―村田、相沢
(隼)藤原、鈴江―坂井、古野
本塁打 相沢(横)
三塁打 相沢(横)野村(隼)
二塁打 玉城(横)井上、野村、鈴江、弦巻(隼)

新潟で代表戦!

2003年9月12日
 普段はサッカーを見ない僕が、珍しく日本代表対セネガルの試合を見てしまいました。理由は会場が新潟だったから。

 僕は過去、国際サッカーの試合を2試合観ているんですが、2回とも新潟なんです。1回目が2年前のコンフェデ杯、カメルーン対カナダ戦。2回目が昨年のW杯、メキシコ対クロアチア。どちらも別にサッカー目的で新潟に行ったわけではなく、仕事でもなく、なんか面白そうだなー、っていうだけで足を運んだんですけどね。

 新潟はいいところです。空気はきれいだし、晴れた日に眺める日本海も最高。そして何といっても万代橋と信濃川。ネクスト21から見下ろす景色も素晴らしいですが、風に吹かれながら橋の上を歩くのも風情があっていいですよね。僕なんかは橋を渡りながら、水島新司の漫画「あぶさん」の一シーンを思い浮かべたりしちゃうんですけど。

 今回、なんでこんな話をするのかというと、そんな景色がキレイで静かな新潟という街で日本代表の試合を開催することの大切さを言いたいからなんです。確かにアビスパ新潟というチームはありますが、全国的に見れば新潟は決してサッカーの盛んな、サッカー熱の高い地域ではないと思うんです。でも、そんなところに日本代表が来る。海外から中田や中村、稲本が帰ってくる。生でプレーを観られるんです。実際に、この目でスターを見られるんです。これって、本当に重要なことだと思います。

 新潟でプロ野球をやりますか? 以前は南海が新潟・鳥屋野や柏崎球場で公式戦を開催していましたが、今では皆無。開催しようという話すら聞きません(巨人の二軍はたまに遠征するようですが、日本代表と二軍では言うまでもありませんよね)。つまり、新潟の子供たちはプロ野球選手を生で観ることはできないわけです。子供の頃って、生で観る意味が大人と比べて何倍、何百倍のインパクトがありますよね。やっぱり、生で観たサッカーのほうにあこがれを抱くんじゃないでしょうか。センバツ唯一の未勝利県にもかかわらず、みすみす子供をサッカーに取られるようなことをしているわけです。W杯のお陰で全国各地に収容人員の多いサッカー場ができたのに比べ、プロ野球を開催するには施設面、球場がないといった問題もありますが、今はそれをどうこういいたいわけではありません。重要なのは生で大スターを観られるかどうかなのです。

 この秋、札幌でアテネ五輪の代表権をかけた野球のアジア選手権が開催されます。メジャー選手こそ出場しませんが、松坂、松井稼らを札幌のファンは生で観ることができます。これは本当に大きな意味を持つと思います。そういえば、今年のオールスターは松山で開催されました。頭の固いおエラいさんも、少しは考えているようです。が、まだまだサッカーには及びません。地方でスターを観られる環境作り、試み。球場云々じゃない。何でもいいんです。ホームラン競争を開催するとか、やろうと思えばどんなことでもできると思います。特に新潟のような野球弱小県こそそれを必要としているはずです。1日でも早く新潟で野球選手、本物のスター選手を観られる日が来ることを願いたいと思います。

ビッグ・カップル

2003年9月9日
 は、はぇ〜

 テレビ画面越しでもそう思いました。
で、次の瞬間画面に映し出された表示は
「150」。150といってもキロじゃありません。「mph」マイルです。そう、これは野球の話ではありません。テニスの話です。先日までニューヨークで行われていた全米オープンテニスでのお話。

 150マイルということは・・・に、にゃくよんじゅっキロ!! そんなの見えんのかよ! って感じですよね。しかし、これを打ち返す人がいるんですから人間とはおそろしい。テニス選手の動体視力って、どうなってるんでしょうか。彼らなら、ランディ・ジョンソンやバートロ・コロンの100マイルの速球を見ても、驚かないんでしょうね。しかも、簡単に打っちゃうかも。

 ところで、その全米オープンで優勝したのは21歳のアメリカ人、アンディ・ロディック。優勝して、彼女とキスしてましたね。この彼女というのが女優のマンディ・ムーア。確か19歳だと思いますが、期待の若手として評価が高い女優さんです。かわいいんだな、これが。7月に彼女の主演映画「how to deal」が公開されたんですが、僕が帰国した週の週末公開だったので、タッチの差で見られませんでした。アメリカでは今ごろDVDになってるんだろうな。

 若くして全米のヒーローとなったロディックと若手ナンバー1のヒロイン・ムーアの大型カップル。お互い成長していくのか、それとも勘違いしてしまうのか。若くして頂点を極めた2人の今後に注目です!


何でも一番!!

2003年9月2日
「何でも一番が好きなんです」

 よく聞く言葉ですよね。でも、それを態度で表すのって簡単じゃないように思いませんか? 

 ところが、本当に実行しちゃう人がいるんです。しかも、高校野球史に残る監督が。

 その人の名は、石川・星稜の山下智茂監督。昭和54年には箕島と球史に残る延長18回の激闘を演じました。ゴジラ松井秀喜の恩師としても有名です。山下監督は毎日選手より先にグランドに来て、1人で整備をしているというのは聞いていたんですが、この夏の甲子園で、もっとびっくりの一番乗りを目撃しました。

 決勝戦の日、山下監督はABCのゲスト解説者として甲子園に来ていたのですが、到着時刻はなんと朝の7時! 開門が10時にもかかわらず、ですよ。まだ入口が開いていない時分から、一般のファンといっしょになって解説者が並んでいるんですから、たまげちゃいます。普通、解説者なんて試合開始1時間から30分ぐらい前に来れば十分だと思うんですが。

 それだけではありません。決勝戦の日は、試合前に両チームの打撃練習があるのですが、山下監督はそれもじっくりと見ます。「何番打者は当たってる」なんてメモをとりながら。正直、記者席でこの打撃練習を見ている人はほとんどいません。たいていタバコでも吸いながら雑談しているか、近くの喫茶店に涼みに行っているか、ってところです。それを山下監督は熱心に見ているわけです。

 聞くところによると、石川県内で山下監督は「いまだに根性野球をやっている」だとか「野球の技術は教えられない」などと言われているらしいです。事実、昨年の夏の練習中も炎天下の練習で倒れた部員が救急車で運ばれた、なんてこともあったとか。ちょうどその時期に「デジタル指導」で短期間に選手の技術をアップさせた遊学館・山本監督が脚光を浴びたものですから、余計に技術云々という話が出てきてしまったようです。

 そんなの余計なお世話。それが山下野球なら、それでもいいじゃないですか。

 僕はそう思います。確かに技術を教えるのは山本先生が上かもしれない。でも、先の決勝戦の日の例を出すまでもなく、最近の世の中にこんなまっすぐな人っているでしょうか。言葉は悪いですが、くそまじめで不器用。それでも、こんなに一生懸命な人はなかなかいないと思います。山下監督だったから、松井もあれだけまじめに育ったのではないでしょうか。

 技術重視の野球か、精神重視の野球か、それは入学する子供たちが選べばいいこと。周りがとやかくいう問題ではありません。山下監督とやりたい、っていう子供たちが、3年間それこそぶっ倒れるぐらい一生懸命練習する。そこからは何か得るものが必ずあるはずです。ひと昔前のスタイルかもしれませんが、そんな野球があってもいいと思います。甲子園に一番乗りする熱い指導者なんて、山下監督以外知りませんから。

「何でも一番が好き」な山下監督も全国で一番にはなっていません(二番、いわゆる準優勝は一度)。1945年生まれで今年58歳。そろそろ…という年齢ですが、これだけ熱い山下監督ならまだまだやってくれることでしょう。平成10年以来出ていない甲子園にあのクリーム色のユニホームが戻ってくることを楽しみに待ちたいと思います。

甲子園最終日

2003年8月23日
 第85回の記念の夏は木内常総の優勝で幕を閉じました。

 最後の松林主将、飯島投手のインタビューには思わずもらい泣きしそうになりました。観客も木内監督、両選手のひとことひとことにうなずいたり、拍手を送ったりと今年から球場内に流れるようになったインタビューは非常によかったと思います。

 それにしても、最後の夏を優勝で飾る、こんな出来すぎた話はありません。ホント、漫画でも書けないような話。しかも「木内マジック」がズバズバ当たっての勝利。スター選手のいない大会で、マスコミ(僕も含めてですが…)が大喜びする結末でした。

 決勝戦前、木内監督はこんなことを言っていました。
「あの人(ダルビッシュ)を最後に残されると嫌なんだよなぁ」
 短いイニングで全力投球されては高校生では手も足も出ない、そんな感じでした。

 一方の若生監督は、準決勝の日に一度ダルビッシュの登板直訴を却下していること、真壁投手ら他の選手の「(ダルビッシュ)有に投げさせてやりたい」との声でダルビッシュ先発を決断。左腕を嫌がる常総に準決勝で好投した采尾をぶつけ、真壁、ダルビッシュとつなぐリレーも考えられただけに、情に流されたのが悔やまれます。とはいえ、それが東北高校の、若生監督の野球。失敗とはいえないでしょう。

 スター選手不在、雨にたたられた大会でしたが、決勝は5万2千人の大観衆。本当にいい試合でした。もう秋、春のセンバツへの戦いは始まっています。聞くところによると、来年は松坂世代以来の当たり年。好選手が集まり、レベルの高い大会になりそうです。どんなドラマが待っているのか、来年が今から楽しみですね。

静高ジャンプ

2003年8月19日
 ピンチでマウンドに集まる静岡ナインにはある“儀式”がある。

 輪を解くとき、「せーの」という一ノ宮新士主将のかけ声とともに全員でジャンプするのだ。

「あれは静高に代々伝わるものなんです」
 
 と二塁手の篠宮洸太が教えてくれた。
 
 入学したばかりの頃、初めてあのジャンプを見た篠宮は、「かっこいいな」と思ったという。同時に「オレも早くあの輪に入ってジャンプしたい」とも思った。だから初めて試合に出てジャンプをしたとき、「これでオレも静高の一員になれた」と感じた。
 
 篠宮によれば、あれはただのジャンプではない。

「あれをやると、リラックスできるんです」

 もうひとつ、こんな効果もある。

「みんなでやることによって、一体感が出ます。ああ、みんなといっしょに戦ってるんだって」

 今ではジャンプをしないと違和感があるという篠宮。彼はジャンプをするたびに、伝統校の一員であるという誇りを感じているのだろう。そしてまたこの光景を見てあこがれた中学生が「オレもジャンプしたい」と静高の門を叩く。

 たかがジャンプ、されどジャンプ。静高伝統の隠し味。

日大三・小沢慎太郎

2003年8月14日
「マジかよ」
 打った瞬間、そう思った。打球は浜風にも乗ってレフトスタンドへ。夢にまで見た甲子園での一発だった。

 日大三・小沢慎太郎君の背番号は「9」。だが、西東京大会では先発・右翼の座はほとんど後輩の高木智也君に奪われた。6試合でわずか9打席。役割はもっぱら後半の守備固めだった。

 新チーム結成後はクリーンアップも期待されていた。だが、左足を疲労骨折。休んでいる間に後輩が力をつけていくのがもどかしかった。足が治り復帰しても、なかなか結果が出ない。監督、コーチから「ダメだ」と言われ続けてきた。心ないスタンドからは1ケタの背番号が泣いていると陰口も叩かれた。

 だが、小沢君はあきらめなかった。大会中も起床時間前に起きて打撃練習。最低限、左投手が相手のときはいつでもいける準備をしてきた。西東京大会準決勝の相手・堀越のエースは左。ようやく自分の出番が来た、そう思った。スタメン発表を待つ。呼ばれたのは後輩の名前だった。

 甲子園出場を決め、相手が平安に決まる。エースは評判の左腕だと知った。「今度こそ」と今まで以上にスイングに力が入った。

「7番 レフト 小沢君」

 甲子園で自分の名前がアナウンスされた。気持ちよかった。右翼の守備位置で感じる芝生の感触も最高だった。2打席目で左前に安打。これで気が楽になった。

 0−8と大差のついた7回。3回目の打席が回ってきた。これが高校最後の打席になるかもしれないと思った。

 1球空振りした後の2球目。思い切り振った。そして、とらえた。第1試合ということもあり、観衆は1万6000人。それでも、甲子園のダイヤモンドを1周するのがこんなにも気持ちがいいものだとは思わなかった。

 試合後、今まで「ダメだ」とばかり言われていたコーチに「よく打ったな。お前の頑張りだよ」と言ってもらった。腐らずやってきたかいがあったと思った。

 その夜、宿舎に小沢君を訪ねた。試合直後に「お母さんにあげたい」と言っていたホームランボールを見せてくれと頼むと、「まだもらってないんですよ。誰かにパクられることってないですよね」とちょっと心配そうにしていた。

 丸顔にいつも笑顔を浮かべて、ちょっと頼りなさそうな小沢君。そんな彼が打ったホームラン。本当は頼れるヤツだったんだね。ホームランを誇りに、これからはもっと自信を持って生きていってください。野球やめるなんて言わないでね。またグランドで会えることを楽しみにしています。

再び…ごあいさつ

2003年8月10日
長らくお休みいただいておりましたが、「岩鬼的」日記を再開いたします。

アメリカからの帰国準備、帰国前の貧乏旅行のためにパソコンとは無縁の生活を送っていました。帰国後はバタバタしている上に、ありがたいことにお仕事をいただき、まだ自宅よりも自宅外で寝る日のほうが多い状態です。が、地道に「出場停止処分」を食らわないように更新していきたいと思います。改めてよろしくお願い致します。

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